Microsoft Office 2016 のサポート期限はいつまで?買い替えにはOffice 2021がおすすめ
文書作成に欠かせないオフィスソフト。さまざまな製品がある中でも、オフィスソフトのパイオニア的存在である「Microsoft Office」を利用しているユーザーは多いのではないでしょうか。
Microsoftが提供するWordやExcelなどのOffice製品には、 サポート 期限があるのをご存知ですか?
ほとんどの Microsoft 製品と同様に、Office 2016買い切り版 には、新機能、バグ修正、セキュリティ修正プログラムなどを提供するサポート期間があります。
今回は、Office2016のサポート期限について、そしてその後の対応策について解説していきます。
Microsoft Office の サポート の種類や内容
Office製品は一般的に二つのサポートフェーズを持っています。それは「メインストリーム サポート」と「延長サポート」です。
メインストリーム サポート
これは製品のリリース後、一定期間にわたり提供される基本的なサポートです。セキュリティ更新やバグ修正、機能の追加などが行われます。
延長サポート
メインストリーム サポートが終了した後、さらに提供されるサポートです。こちらは主にセキュリティ更新に限られます。機能の追加や新たな機能への対応は行われません。
Microsoft Office 製品のサポート期限
各製品のメインストリームサポートと延長サポートの終了日を表にまとめてみました。
サポートの開始日 | メインストリームサポートの終了日 | 延長サポートの終了日 | |
---|---|---|---|
Office 2013 | 2014年2月25日 | 2018年4月10日 | 2023年4月11日 |
Office 2016 | 2015年9月22日 | 2020年10月13日 | 2025年10月14日 |
Office 2019 | 2018年9月24日 | 2023年10月10日 | 2025年10月14日 |
Office 2021 | 2021年10月5日 | 2026年10月13日 | ー |
はい、正確に言うとOffice2016のサポート期限は2025年までです。それが意味するのは、2025年以降、Office2016の更新やセキュリティ対策は提供されないということです。
Officeのサポート期限が切れるとどうなるのか?
では、サポート期限が切れると、どのような影響があるのでしょうか?
メインストリームサポートの期限が切れると、Microsoft Officeで新しく追加される機能が使えなくなります。つまり、取引先と資料のやり取りをする際に、相手から送付されてきた資料の内容が確認できない、というようなケースが起こりえます。
また、延長サポートの期限が切れると、セキュリティのアップデートがされなくなるため、ウイルス感染や情報漏洩などのリスクが高まり、危険です。
Office2016の買い替え先はどんな候補がある?
サポート期限が過ぎた、またはもうすぐ過ぎるOfficeから現行のOfficeに移行する場合、大きく3つの選択肢があります。
・買い切り版を購入する
・サブスクリプション版に切り替える
・無料の「Office Online」を使う
買い切り版を再び購入する
Office2021
定番として知られるこのバージョンは、ビジネスと家庭の双方で使用できる「Office Home & Business 2021」が提案されます。Word、Excel、PowerPointの基本アプリケーションに加え、OutlookとOneNoteが組み込まれています。価格は43,980円 (税込)となっています。
Microsoft Office 2021の選び方:全製品の徹底解説
WPS Office
予算が限られている場合や、MS Officeとの互換性を持つオフィスソフトを探している場合、WPS Office2が適切です。このエディションには、4つの主要なソフトが組み込まれており、価格は5,690円 (税込)です。ただし、WPSはOutlookを持っていませんが、PDF閲覧機能が付属しています。
サブスクリプション版に移行する
Microsoft 365
旧Office 365としても知られるこのサブスクリプションベースのサービスは、Office2021とほぼ同じソフトを提供します、常に最新のバージョンを利用できます。
特に、リモートワークの増加を考慮すると、このようなコラボレーションツールは非常に価値があると言えます。「Microsoft 365 Personal」は、1ユーザーあたり月額1,490円(税込)です。
無料の「Office Online」を使う
Excel、Wordはあまり使わない、「Office Online」で十分です。
基本的な文書作成・編集が可能ですが、高度な機能は制限されています。
Microsoftのアカウントさえあれば無料で使えます。
最後に
サポートが終了する前に、あなたのニーズや予算に最適なオプションを検討することは非常に重要です。買い切り版とサブスクリプション版の両方にはそれぞれメリットがありますので、業務の要件や将来のビジョンに基づいて適切な選択をしてください。
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