「Office 2016/2019」サポート期限は?終了後も使い続けるとどうなる?
Microsoft Officeは、多くの個人や企業にとって欠かせないソフトウェアの一つです。しかし、各バージョンのOfficeにはサポート期限があり、この期限を過ぎると様々なリスクが発生する可能性があります。本記事では、Office 2019のサポート期限や終了後の対処方法について解説します。
Microsoft Officeの買い切り版とは?
Microsoft Officeの買い切り版とは、Office 2016、Office 2019、Office 2021など、一度の購入で永続的に利用できるライセンス形式を指します。これは、Microsoft 365などのサブスクリプション型サービスとは異なり、継続的な支払いが不要です。しかし、一次購入型のOfficeであっても、サポートやアップデートの期間には制限がある点をご理解ください。
メインストリームサポートの期間は?
Microsoft Office 2019のメインストリームサポートは、リリース日から5年間です。この期間中は、新機能の追加やセキュリティアップデート、バグ修正などのサポートが提供されます。
製品名 | ライフサイクルの開始日 | メインストリームサポート終了日 | 延長サポート終了日 |
---|---|---|---|
Office 2013 | 2013/1/9 | 終了しています | 2023/4/11(終了) |
Office 2016 | 2015/9/22 | 2020/10/13 | 2025/10/14 |
Office 2019 | 2018/9/24 | 2023/10/10 | 2025/10/14 |
Office 2013のメインストリームサポート終了日は既に終了し、延長サポート期間に入っています。
Office 2016とOffice 2019のライフサイクルの開始日は、それぞれ2015/9/22と2018/9/24と三年間の差がありますが延長サポート終了日は、同じ2025年10月14日までです。
つまり、Office 2019の延長サポート期限が3年間短縮されて、サポート終了期間は2025年10月14日となっています。
延長サポートサポートの期間は?
メインストリームサポート終了後、さらに3-5年間、延長サポート期間となります。この期間中は新機能の追加はありませんが、セキュリティアップデートは継続して提供されます。
注意、Mac対応Officeには、延長サポートサポートの期間がありません。
ということで、Office Home and Business 2016 for Mac、Office Home and Student 2016 for Macのサポート期間が終了しています。
サポート終了後の対処方法
サポート期間が終了した後もOffice 2019を使用することはできますが、セキュリティのリスクが高まるため注意が必要です。対処方法としては以下のようなオプションが考えられます。
アップグレード
サポートが続いている新しいバージョンのOfficeにアップグレードすることで、セキュリティリスクを回避することができます。
Microsoft Office 2021の選び方:全製品の徹底解説
クラウドサービスの利用
Microsoft 365などのクラウドベースのサービスに移行することで、常に最新のセキュリティアップデートを受け取ることができます。
他のオフィスソフトの検討
LibreOfficeやOpenOfficeなど、他のオフィスソフトを利用することも一つの選択肢となります。
Microsoft Officeを無料で使う方法(有料版との違いについて)
まとめ
Microsoft Office 2019のサポート期間やそれ以降の対処方法について紹介しました。サポート期間が終了するとセキュリティリスクが高まるため、事前に適切な対策を講じることが重要です。安全な環境でOfficeを利用するために、サポートの期間や内容を確認し、必要に応じてアップグレードや他のソフトの検討を行いましょう。
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