「Office 2016/2019」サポート期限は?終了後も使い続けるとどうなる?

2024年9月29日

Microsoft Officeは、多くの個人や企業にとって欠かせないソフトウェアの一つです。しかし、各バージョンのOfficeにはサポート期限があり、この期限を過ぎると様々なリスクが発生する可能性があります。本記事では、Office 2019のサポート期限や終了後の対処方法について解説します。

Microsoft Office2024

Microsoft Officeの買い切り版とは?

Microsoft Officeの買い切り版とは、Office 2016、Office 2019、Office 2021など、一度の購入で永続的に利用できるライセンス形式を指します。これは、Microsoft 365などのサブスクリプション型サービスとは異なり、継続的な支払いが不要です。しかし、一次購入型のOfficeであっても、サポートやアップデートの期間には制限がある点をご理解ください。

メインストリームサポートの期間は?

Microsoft Office 2019のメインストリームサポートは、リリース日から5年間です。この期間中は、新機能の追加やセキュリティアップデート、バグ修正などのサポートが提供されます。

製品名ライフサイクルの開始日メインストリームサポート終了日延長サポート終了日
Office 20132013/1/9終了しています2023/4/11(終了)
Office 20162015/9/222020/10/132025/10/14
Office 20192018/9/242023/10/102025/10/14

Office 2013のメインストリームサポート終了日は既に終了し、延長サポート期間に入っています。

Office 2016とOffice 2019のライフサイクルの開始日は、それぞれ2015/9/22と2018/9/24と三年間の差がありますが延長サポート終了日は、同じ2025年10月14日までです。

つまり、Office 2019の延長サポート期限が3年間短縮されて、サポート終了期間は2025年10月14日となっています。

延長サポートサポートの期間は?

メインストリームサポート終了後、さらに3-5年間、延長サポート期間となります。この期間中は新機能の追加はありませんが、セキュリティアップデートは継続して提供されます。

注意、Mac対応Officeには、延長サポートサポートの期間がありません。

ということで、Office Home and Business 2016 for Mac、Office Home and Student 2016 for Macのサポート期間が終了しています。

サポート終了後の対処方法

サポート期間が終了した後もOffice 2019を使用することはできますが、セキュリティのリスクが高まるため注意が必要です。対処方法としては以下のようなオプションが考えられます。

アップグレード

サポートが続いている新しいバージョンのOfficeにアップグレードすることで、セキュリティリスクを回避することができます。

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クラウドサービスの利用

Microsoft 365などのクラウドベースのサービスに移行することで、常に最新のセキュリティアップデートを受け取ることができます。

他のオフィスソフトの検討

LibreOfficeやOpenOfficeなど、他のオフィスソフトを利用することも一つの選択肢となります。

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まとめ

Microsoft Office 2019のサポート期間やそれ以降の対処方法について紹介しました。サポート期間が終了するとセキュリティリスクが高まるため、事前に適切な対策を講じることが重要です。安全な環境でOfficeを利用するために、サポートの期間や内容を確認し、必要に応じてアップグレードや他のソフトの検討を行いましょう。

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