初めての就職!Microsoft Officeを選ぶ5つのポイント
新しい職場での業務には、Microsoft Officeを使った文書作成や表計算が欠かせません。しかし、Microsoft Officeには様々なバージョンがあり、初めて選ぶ場合は迷ってしまうこともあるかもしれません。そこで、初めての就職でMicrosoft Officeを選ぶ際に考慮すべきポイントをご紹介いたします。
1.企業が使用しているバージョンを確認する
就職先の企業がどのバージョンのMicrosoft Officeを使っているかを確認しましょう。企業によっては、最新バージョンでなく古いバージョンを使用している場合もあります。また、Office 365などのサブスクリプションサービスを導入している場合もあります。確認することで、就職後に必要なバージョンを事前に把握することができます。
2.長期的な利用を考慮する
Microsoft Officeには永続版とサブスクリプション版の2つの選択肢があります。永続版は一度購入すると、無期限で利用することができますが、新しいバージョンがリリースされると、新しいバージョンを購入しなければなりません。サブスクリプション版は定期的に料金を支払うことで最新版を常に使用することができますが、長期的に見るとコストが高くなる場合があります。自分の利用スタイルに合わせて、どちらを選ぶか検討してみてください。
サブスクリプション版のMicrosoft 365および永続版のOffice 2021における価格・支払い方法の違いを解説します。説します。
1年使用 | 2年使用 | 3年使用 | 5年使用 | |
Microsoft 365 Personal | 12,984/年円 | 25,968円 | 38,952円 | 64,920円 |
Office Personal | 32,784円 | 32,784円 | 32,784円 | 32,784円 |
Office Home & Business | 38,284円 | 38,284円 | 38,284円 | 38,284円 |
Office Professional | 65,784円 | 65,784円 | 65,784円 | 65,784円 |
Office Professional PLUS | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
Microsoft 365はサブスクリプション版のため、月額または年額で継続的に支払いが発生します。
また契約期間中は常に最新版のサービスや機能を利用できるため、買い替え等を検討する必要はありません。
一方永続版ライセンスは1度きりの支払いとなるため、請求額としては大きくなりやすい傾向にあります。
- 1・2年 →Microsoft 365 Personalがお得
- 2~5年 →Office Pro plus、Office Home & Businessがお得
3年以上経過すると「Office Pro plus」「Office Home & Business」がお得です。ただし、これは価格だけを比較しています。実際にはこの2製品はすべてのOfficeが使えるわけではありません。
Microsoft Office Professional Plus 2021は、Windows 向けの企業向け製品。個人でもう購入し、Microsoft アカウントにセットアップ可能。
ちなみにPlus版とはいえ、ソフトは100%同じで差異は1つもありません。また、利用制限もありません。
Office Professional Plus 2021とは?価格、格安購入方法をご紹介
3.必要な機能に合わせて選ぶ
Microsoft Officeには、WordやExcelなどのアプリケーションがあり、それぞれに特徴的な機能があります。自分が必要な機能に合わせて選ぶことが大切です。たとえば、表計算をよく利用する場合は、Excelが充実した機能を持っています。また、プレゼン資料を作成する場合は、PowerPointが必要です。自分の業務内容に合わせて、必要なアプリケーションを選びましょう。
4.デバイスとの互換性を確認する
Microsoft Officeは、Windows PC、Mac、スマートフォンなど、様々なデバイスで使用することができますが、それぞれのバージョンによって、利用できるデバイスや必要なスペックが異なります。自分が使用するデバイスとの互換性を確認して、利用できるバージョンを選びましょう。
5.サポートやアップデートについて確認する
Microsoft Officeを使用する上で、不具合や問題が発生した場合には、サポートを受けることができます。しかし、バージョンによってサポート期間やアップデートの頻度が異なる場合があります。自分が必要とするサポート内容やアップデート頻度を確認し、それに応じたバージョンを選びましょう。
Microsoft Office の買い切り版の中で今でもサポートされているバージョンとサポート期限を表に一覧化してみましょう。
バージョン | 発売日 | メインストリーム サポート | 延長サポート |
Office 2013 | 2014/2/25 | 2018/4/10 | 2023/4/11 |
Office 2016 | 2015/9/22 | 2020/10/13 | 2025/10/14 |
Office 2019 | 2018/9/24 | 2023/10/10 | 2025/10/14 |
Office 2021 | 2021/10/5 | 2026/10/13 | なし |
Office 2013のメインストリームサポート終了日は既に終了し、延長サポート期間に入っています。
まとめ
Microsoft Officeを初めて選ぶ際には、企業が使用しているバージョンや自分の業務内容に合わせたアプリケーション、長期的な利用やデバイスの互換性、サポートやアップデートなどを考慮することが重要です。自分のニーズに合ったバージョンを選び、スムーズな業務遂行に役立てましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません