MacでOfficeを使うには？有料/無料のMac対応Office選び方と活用法を一気に紹介！

2023年7月31日

Mac でオフィス（Office）使うためには、どの Office を選んだら良いのでしょうか？この問いに対する答えを探すために、この記事をお読みいただき、ありがとうございます。この記事では、Macで利用可能なOfficeの無料ソフトウェアと有料ソフトウェアの各製品の特徴、価格、そして購入方法について詳しく解説しています。

そして、Office for Macを無料で使う方法も紹介しています。だから、まだお金を払うことに躊躇している方や、予算に限りがある方も安心してください。これらの無料の選択肢を使用すれば、Officeの機能を体験することができます。

それでは、それぞれのOfficeの選択肢について詳しく見ていきましょう。

Mac Office （マックオフィス）とは

Mac Officeは、AppleのMacintoshコンピュータで使用できるMicrosoft Officeのバージョンです。Microsoft Officeは、ワープロソフトのWord、スプレッドシートソフトのExcel、プレゼンテーションソフトのPowerPointなど、ビジネスや学業で頻繁に使われるソフトウェアを提供しています。

なお、Office2021は、（仮想環境を使わずとも）新Macに搭載される、M1 M2プロセッサにネイティブで対応するため、これまでのインテル系CPU機同様に、処理は快速です。

MacでOfficeを使う方法は大きく分けて2種類

Macユーザーは、購入したいOffice製品によって異なる購入方法を選ぶことができます。

MacでOfficeを使う方法は、大きく分けて2種類あります。

Microsoft 365 for Mac のサブスクリプション型を契約する
Office for Mac の買い切り版を購入する

Microsoft 365 for Macには、Microsoft 365 Personal や Microsoft 365 Family などのプランがあります。

Office for Mac には、Office Home & Business 2021 や Office Home & Student 2021 for Mac、Office Academic 2021 for Macなどの製品があります。

それでは、商品の価格と特徴を説明します。

MacでもMicrosoft 365 は、Officeを使える

Microsoft 365 PersonalのOffice アプリは、Macでも使用できます。

Mac だけではなくWindowsでもOffice、Word、 Excel 、PowerPoint、OneNote、（Access MAC非対応）、outlookと全てのアプリが利用可能です。

価格は、月々プラン1,490円、年間プラン 1,4900円（税込）。

この金額で常に最新版のOfficeを使います。

ライセンスは、5 台の PC または Mac、5 台のタブレット、5 台の電話に Office をインストールしてサインインできます。

買い切りの永続ライセンスではなく、年額または月額料金制になっているのが特徴です。

Office Home and Student 2021 for Mac

Macのみ対応したOffice 2021永続ライセンス。

この製品はMac専用のOffice製品で、Word、Excel、PowerPointが含まれています。一度購入すればライフタイムで利用できます。

価格は、29,980円（税込）。

MacだけでOfficeが必要な場合おすすめです。

Office Home & Business 2021

上記の2種類の製品がどれもあてはまらず、Mac でOffice 2021を購入する方は、Office Home＆Business 2021永続ライセンスを購入しましょう。

価格は、43,980円（税込）。

買い切り型のOffice Home & Business 2021は、Word、Excel、PowerPoint、そしてOutlookが含まれています。また、MacとWindowsの両方で使うことができます。

Office Academic 2021 for Mac

教育機関の学生や教職員向けに提供されるOffice Academic 2021は、Officeの全機能を提供し、Macでも利用することができます。

Word、Excel、PowerPointが含まれます。このバージョンには Outlook は含まれていませんが、2023 年 3 月以降、Microsoft は Outlook の無料提供を開始しており、Mac App Store でダウンロードできます。

購入するには、学生証や教職員証が必要です。

Microsoft 365 と Office 2021 for Macの対応OSの違い

Microsoft 365とOffice 2021 for Macは、サポートするMac OSのバージョンに違いがあります。以下にその詳細を示します。

	Mac Office 2021 (買い切り型)	Microsoft 365 Personal (サブスクリプションベース)
メリット	永続ライセンスなので追加料金が発生しない	常に最新版の Office が使える全ての Office アプリが利用できるOneDrive が 1TB 、毎月60分間ぶんのSkype通話が無料になるマルチデバイスで無制限インストールできる（同時利用5台まで）
デメリット	バージョンアップできないOffice 2021のままOneDrive の 1TB 、毎月60分間ぶんのSkypeが付いていない2台のMacのみインストールできる	毎月または毎月追加料金が発生する

Microsoft 365はサブスクリプションベースのサービスであり、常に最新の機能を利用できますが、その反面、最新のOSへの更新が必要となります。そのため、少し古いMac OSを使用している場合、一部の機能が利用できない可能性があります。

一方、Office 2021 for Macは買い切り型の製品で、購入時点のOSに対応しています。そのため、比較的古いOSでも完全に機能します。ただし、新機能の追加やセキュリティ更新が提供されるのは、購入後一定期間のみとなる点を理解しておきましょう。

最終的には、自分のMacのOSとOfficeの使用目的によって、Microsoft 365かOffice 2021 for Macのどちらを選ぶべきかが決まります。